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世界の大企業が「テクノロジー・ショッピング」に来る国イスラエル




四国を少し大きくした国土のサイズで、人口が850万人のイスラエル。 こんな小さな国だが世界中の大企業からの買収が続いている。自国の国内需要では経済成長や利益確保が難しいためイスラエルのスタートアップは最初から欧米等、海外主要市場での需要を目的にアイデアを発展させ、マーケットを展開していく傾向が非常に強い。


近年での有名どころと言えば、2017年のインテル社によるモービルアイ社の高額買収であろう(153億ドル、約1.7兆円)半導体業界では、2018年KL―テンコーによるオーボテック社の買収(34億ドル、約3900億円)。



飲料業界では、2018年のペプシコによる、ソーダストリーム社 (32億ドル、約3600億円)インターネットゲーム業界では、2011年の米国カジノとホテルグループ会社Caesars Entertainment Corporation による買収後、2016年には中国のGiant Interactive に買収されたゲーム開発のプレイティカ社。(44億ドル、約5200億円)上記は全て海外の企業によるイスラエル会社買収の門の一部例だが、今度は日本の企業によるイスラエルの会社買収例を数件挙げてみよう。


2017年の三菱田辺製薬によるニューロダーム社の買収額は11億ドル(約1200億円)。ニューロダーム社はパーキンソン病の治療薬を開発している。

安川電機は2013年に両足の麻痺による身体をアシストすることで歩行を可能にするReWalkという機器を開発したARGO Medical Technologiesに投資し(1700万ドル、約19億円)、またアジア地域での代理店としての商業契約を結んでいる。

2018年のキャノンによるBriefCam社の約 8000万ドル(約90億円)での買収。BriefCamは長時間録画の映像解析を可能にする画期的な画像要約テクノロジーを開発。


イスラエルのテクノロジーをもっと身近に感じてもらうために、今後も日本から投資または、買収されたイスラエルの会社を紹介していきたいと思います。IJ-WIN,小林由維子でした。

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